INTERVIEW インタビュー
病気を乗り越え見つけた新しい道。 グラフィックデザイナーから介護の世界へ
- 肩書
- 介護職 山北 憲明さん
- 所属
- フクト21デイサービスアイリス
これまでのご経歴と、介護業界へ入ったきっかけを教えてください。
以前は24年間、グラフィックデザイナーとして映像などを作っていました。全く違う世界ですよね。コロナ禍のテレワーク中に難病を患ってしまって、都内の会社まで毎日通うのが難しくなったんです。50歳を目前にして、長く続けられる仕事を探していた時に、介護の仕事に出会いました。不思議なことに、この仕事を始めてから、あれだけ悩まされた体調がすごく良くなったんです。規則正しい生活と、心の充実が大きいのかなと思っています。
実際に介護の仕事をしてみて、いかがでしたか?
正直、人前で何かをするのは苦手なタイプだったんですが、ここでは毎日体操をしたり、皆さんとお話したりするうちに、すっかり苦手意識がなくなりました。四季を感じながら、ご利用者様と一緒に穏やかに過ごせるこの環境が、今の自分にはとても合っていると感じます。
今後の目標を教えてください。
まずは介護の知識と技術をしっかり身につけて、スキルアップしていくことが目標です。初任者研修は取りましたので、これからは実務者研修、そして介護福祉士の資格にも挑戦していきたいと思っています。このまま長く働いて、将来は自分もこの施設で介護してもらおうかな、なんて冗談を言ったりしています(笑)。