INTERVIEW インタビュー
未経験からリーダーへ。 介護の仕事に「ビビビッ」ときた
- 肩書
- ユニットリーダー(介護職)吉田 琴実さん
- 所属
- 特別養護老人ホームアイリス弐番館
これまでのご経歴と、介護業界へ入ったきっかけを教えてください。
以前は工場で働いていて、介護の仕事は全くの未経験でした。子どもの成長に合わせて仕事を変えていく中で、「正社員として働きたい」と考えていた時に、この仕事に出会いました。未経験でも資格がなくても働けることを知り、「これしかない!」とビビビッときて、この世界に飛び込んだんです。実際に働いてみたらすっかりこの仕事にはまってしまい、ここで働き始めて4年半になります。
未経験からユニットリーダーになられたとのことですが、大変なことややりがいを教えてください。
正直、大変なことばかりでした(笑)。でも、その分大きなやりがいも感じています。リーダーという立場になったことで、ご利用者様のために「こうしたい」と思ったことを、すぐにチームで話し合って実行に移せるようになりました。課題に対してスピーディーに対応できるようになったのは、とても良いことだと感じています。もちろん、シフト作成や書類仕事といった管理業務も多く、もっとご利用者様と直接関わる時間が欲しい、と思うこともありますね。
外国人スタッフの指導もされているそうですが、どのようなことを心がけていますか?
私一人ではなく、チーム全員で新しい仲間を育てていくという意識を大切にしています。特に、外国人スタッフと接する際は、専門用語などを避け、なるべくシンプルで分かりやすい言葉で伝えるように心がけています。日本語は細かなニュアンスの表現が多いので、丁寧にコミュニケーションを取ることが重要だと感じています。
今後の目標についてお聞かせください。
今は、ご利用者様が「毎日を楽しく、充実して過ごせる」環境を、もっともっと創り上げていきたいと思っています。これまでは、スタッフの人員的な問題もあり、安全・安心な生活を提供することが最優先でした。これからはそれに加えて、レクリエーションや行事など、ご利用者様にとっての「楽しみ」を、チームみんなで企画し、実行していきたいです。