INTERVIEW インタビュー

これまでのご経歴と、現在の役割について教えてください。

もともとは柔道整復師として、整骨院で3年ほど働いていました。その後、医学部を目指して受験勉強をしたり、塾の講師や倉庫での作業など、様々な仕事を経験しました。5年ほど前から、夜勤専従のアルバイトとして介護の仕事を始め、昨年の春からアイリスでお世話になっています。

夜勤のアルバイトから、日中の業務も担当されるようになったきっかけは何ですか？

結婚したことが大きいですね。夜勤だけだと、どうしても家族との生活リズムが合わなくなってしまうので。あとは、柔道整復師の資格を持っていることから、「機能訓練もやってみないか」と声をかけていただいたのもきっかけの一つです。

介護の仕事と、以前の整骨院の仕事との違いは何ですか？

整骨院では、患者さんの「治したい」という明確な目標に向かってサポートする仕事でしたが、介護はもっと幅広いコミュニケーションが求められると感じます。利用者様一人ひとりとじっくり向き合い、関係性を築いていく楽しさがありますね。

現在、力を入れていることは何ですか？

職員の介護負担を、どうすれば減らせるかということを常に考えています。利用者様の自立度を上げるための機能訓練はもちろんですが、大切なのはそれをチーム全体で共有し、実践していくための「システム作り」だと思っています。最終的には、私が見守っているだけで、皆さんが自立して動けるような状態を目指したいです。

今後の目標についてお聞かせください。

実は今、個人事業として整体院の開業準備も進めています。将来的には、介護の仕事で培った経験も活かして、地域の方々の健康をサポートしていきたいですね。アイリスで社員として働くことは、そのための資金作りという面もありますが、何よりも、介護の仕事を通して自分自身が成長できる貴重な機会だと感じています。